2016年11月7日月曜日

第34回例会

(※ 終了しました)
合評会 和田春樹(著)『スターリン批判 1953~56年 一人の独裁者の死が、いかに20世紀世界を揺り動かしたか』作品社、2016年http://www.sakuhinsha.com/history/25736.html

【 日時 】 2017年2月12日() 14:00~18:00
【 会場 】 東京大学駒場 I キャンパス 2号館 308号室

   基調講演:和田春樹(東京大学 名誉教授)

       コメンテータ:塩川伸明(東京大学 名誉教授)
       コメンテータ:岡本和彦(東京成徳大学 人文学部 教授)
       コメンテータ:松村史紀(宇都宮大学 国際学部 准教授)

              ファシリテータ:伊豆田俊輔(獨協大学 外国語学部 専任講師)




2016年10月3日月曜日

第33回例会

(※ 終了しました)
【 日時 】 2017年1月7日() 13:00~18:15
【 会場 】 東京大学駒場 I キャンパス 18号館 4階 コラボレーションルーム 3

【 プログラム 】
13:00~15:30 第 I  合評会 小代有希(著)『1945 予定された敗戦 ソ連進攻と冷戦の到来』人文書院、2015年:http://www.jimbunshoin.co.jp/book/b213103.html

   基調講演:小代有希(日本大学 国際関係学部 教授)

                           コメンテータ:加藤聖文(国文学研究資料館  研究部 准教授)
                           コメンテータ:石井 明(東京大学 名誉教授)
 


15:45~18:15 第 II 部 合評会 宮下雄一郎(著)『フランス再興と国際秩序の構想 第二次世界大戦期の政治と外交』勁草書房、2016年:http://www.keisoshobo.co.jp/book/b215003.html

   基調講演:宮下雄一郎 (松山大学 法学部 准教授)

                          コメンテータ:川嶋周一(明治大学 大学院政治経済学研究科 准教授)
                          コメンテータ:小川浩之(東京大学 大学院総合文化研究科 准教授)



2016年10月1日土曜日

第32回例会

(※ 終了しました)
【 日時 】 2016年12月17日() 13:00~18:15
【 会場 】 東京大学駒場 I キャンパス 2号館 303号室

【 プログラム 】
13:00~15:30 第 I 部 合評会 野添文彬(著)『沖縄返還後の日米安保 米軍基地をめぐる相克』吉川弘文館、2016年http://www.yoshikawa-k.co.jp/book/b238463.html

   基調講演:野添文彬(沖縄国際大学 法学部 准教授)

        コメンテータ:池田慎太郎(関西大学 法学部 教授
        コメンテータ: 神田豊隆(新潟大学 法学部 准教授)



15:45~18:15 第 II 部 合評会 新垣 拓(著)『ジョンソン政権における核不拡散政策の変容と進展』ミネルヴァ書房、2016年:http://www.minervashobo.co.jp/book/b222327.html

   基調講演:新垣 拓(防衛研究所 地域研究部米欧ロシア研究室 主任研究官

                           コメンテータ:友次晋介(広島大学 平和科学研究センター 准教授)
                           コメンテータ:加藤智裕(一橋大学 大学院法学研究科 博士課程)



2016年8月24日水曜日

第31回例会

(※ 終了しました)
【 日時 】 2016年10月29日() 13:00~18:15
会場 】 共立女子大学 神田一ツ橋キャンパス本館 415会議室

【 プログラム 】
13:00~15:30 第 I 部 合評会 白鳥潤一郎(著)『「経済大国日本の外交 エネルギー資源外交の形成 1967-1974年』千倉書房、2015年:http://www.chikura.co.jp/ISBN978-4-8051-1067-6.html

   基調講演:白鳥潤一郎(北海道大学 高等法政教育研究センター 協力研究員)

        コメンテータ:武田 悠(外務省 外交史料館 事務官)
        コメンテータ:高橋和宏(防衛大学校 人間文化学科 准教授)



15:45~18:15 第 II 部 合評会 細田晴子(著)『カストロとフランコ 冷戦期外交の舞台裏』筑摩書房、2016年:http://www.chikumashobo.co.jp/product/9784480068866/

   基調講演:細田晴子(日本大学 商学部 准教授)

                           コメンテータ:八十田博人(共立女子大学 国際学部 教授)
                           コメンテータ:小池康弘(愛知県立大学 外国語学部 教授)



2016年7月23日土曜日

第30回例会

(※ 終了しました)
【 日時 】 2016年9月25日() 13:00~18:15
会場 】 東京大学駒場 I キャンパス 2号館 303号室

【 プログラム 】
13:00~15:30 第 I 部 講演 コメント
   講演:山本章子(沖縄国際大学 非常勤講師
       コメンテータ:水本義彦(獨協大学 外国語学部 准教授)

デタント崩壊と大平外交―インドシナ政策を中心に
Ohira's Indochina Diplomacy in the Era of the Fall of Detente

 本報告の目的は、米国のカーター政権がデタントから新冷戦へと冷戦戦略を転換する過程で、インドシナ政策をめぐって日米間で隠れた対立が生じたことを解明することである。
 先行研究は、1970年代末の日本が米中両国の従属的アクターであり、米中国交正常化以降、両国の反ソ連携に拘束されるようになったと論じてきた。しかし、米中国交正常化直前に首相となった大平正芳は、親米保守政治家として有名だが、日米首脳会談でデタントの継続を説いたり、カンボジアに侵攻したベトナムに対する米国の経済制裁の呼びかけに反して、対越経済援助を継続しようとするなど、対米協調一辺倒ではなかった。問題はむしろ、大平首相が対米協調の一環としてこうした政策を採ったのに、ソ越両国の孤立による経済的疲弊を狙うカーター政権と対立する結果となったことにある。なぜ、このような日米間のインドシナ政策の齟齬は生じたのだろうか。
 本報告では、カーター政権内における、デタントを推進するヴァンス国務長官と、中国と連携してソ連に対抗するブレジンスキ大統領補佐官との対立が、日米関係に波及したことによって、日米間で政策共有が困難となった事実を解き明かしたい。



15:45~18:15 第 II 部 合評会 小谷 賢(著)『インテリジェンスの世界史 第二次世界大戦からスノーデン事件まで』岩波書店、2015年:https://www.iwanami.co.jp/.BOOKS/02/3/0291790.html

   基調講演:小谷 賢(日本大学 危機管理学部 教授)

        コメンテータ:松本佐保(名古屋市立大学 大学院人文社会系研究科 教授)
        コメンテータ:濱村 仁(東京大学 大学院総合文化研究科 博士課程)



2016年5月15日日曜日

第29回例会

(※ 終了しました)
【 日時 】 2016年7月10日() 13:30~18:30
会場 】 東京大学駒場 I キャンパス 14号館 308号室

【 プログラム 】
13:30~15:45 第 I 部 講演 コメント
   講演:藤沢 潤(早稲田大学 ロシア研究所 研究員)
         コメンテータ:雲 和広(一橋大学 経済研究所 教授)

資源エネルギー問題からみるソ連・コメコン関係 1960‐70年代を中心に
Soviet-Comecon Relationship in light of the resource and energy problems in the 1960s and 1970s

 冷戦は、資本主義体制と社会主義体制という二つの体制間の競争であった。東西冷戦下、両陣営ともに、急速な経済成長を成し遂げることで、自らの経済体制の優越性を示そうとした。この経済成長をめぐる両陣営間の競争を支えたのが、世界各地の膨大な資源・エネルギーであった。西側諸国が天然資源の多くをアジア・アフリカ諸国に依存したのに対して、東側諸国はほぼ全面的にソ連からの資源供給に依存した。すなわち、東側陣営が冷戦を継続できたのは、ソ連の豊富な天然資源のおかげであった。
 本報告では、1960年代から70年代にかけてのコメコン諸国の資源・エネルギー政策を、旧ソ連・東独の文書館資料をもとに分析することによって、冷戦の経済的側面を東側陣営の視点から検討したい。
 早くも60年代前半には、ソ連指導部は、自国資源の供給によってコメコン諸国の経済成長を支え続けることが困難であると認識していた。しかしながら、ソ連・コメコン諸国には有効な打開策がなかった。コメコン諸国間の計画調整によって、コメコン諸国向けソ連資源の供給量が増大したとはいえ、それは増大し続けるコメコン諸国の需要を賄いきれるものではなかった。70年代末に、ついにソ連にも「エネルギー危機」が訪れると、ソ連は東欧諸国を支えきれなくなり、ソ連・東欧圏の崩壊へと向かうのである。



16:00~18:30 第 II 部 合評会 佐橋 亮(著)『共存の模索 アメリカと二つの中国の冷戦史』勁草書房、2015年:http://www.keisoshobo.co.jp/book/b213094.html

   基調講演:佐橋 亮(神奈川大学 法学部 准教授)

        コメンテータ:松村史紀(宇都宮大学 国際学部 准教授)
        コメンテータ:青山瑠妙(早稲田大学 教育・総合科学学術院 教授)



2016年3月20日日曜日

第28回例会

(※ 終了しました)
合評会 西田慎・梅崎透(編)『グローバル・ヒストリーとしての「1968年」 世界が揺れた転換点』 ミネルヴァ書房、2015年:http://www.minervashobo.co.jp/book/b194066.html

【 日時 】 2016年6月25日() 13:00~18:30
会場 】 東京大学駒場 I キャンパス 14号館 308号室

【 プログラム 】
13:00~14:20 第 I 部 「第11章 日本 ―全共闘とべ平連」
    基調講演:安藤丈将(武蔵大学 社会学部 准教授)
      コメンテータ:小杉亮子(京都大学 アジア研究教育ユニット 研究員

14:30~15:50 第 II 部 「第12章 〈新しい女性運動〉とその後」
    基調講演:兼子 歩(明治大学 政治経済学部 専任講師)
      コメンテータ:清原 悠(東京大学 大学院学際情報学府 博士課程)

16:00~17:20 第 III 部 「第13章 新しい環境運動」
    基調講演:石山徳子(明治大学 政治経済学部 教授)
      コメンテータ:青木聡子(名古屋大学 大学院環境学研究科 准教授)

17:30~18:30 第 IV 部 総合討論



2016年3月19日土曜日

第27回例会

(※ 終了しました)
合評会 西田慎・梅崎透(編)『グローバル・ヒストリーとしての「1968年」 世界が揺れた転換点』 ミネルヴァ書房、2015年:http://www.minervashobo.co.jp/book/b194066.html

【 日時 】 2016年5月14日() 13:30~18:00
会場 】 東京大学駒場 I キャンパス 14号館 308号室

【 プログラム 】
13:30~15:45 第 I 部 基調講演
     講演:西田 慎(奈良教育大学 教育学部 准教授)
     講演:梅﨑 透(フェリス女学院大学 文学部 教授)

16:00~18:00 第 II 部 コメント+総合討論
      コメンテータ:塩川伸明(東京大学 名誉教授)
      コメンテータ:小杉亮子(京都大学 アジア研究教育ユニット 研究員)



2016年1月16日土曜日

第26回例会

(※ 終了しました)
【 日時 】 2016年3月19日() 13:30~19:15
会場 】 東京大学駒場 I キャンパス 18号館 4階 コラボレーションルーム 4

【 プログラム 】
13:30~16:15 第 I 部 合評会 清水 聡(著)『東ドイツと「冷戦の起源」 1949~1955年』法律文化社、2015年:https://www.hou-bun.com/cgi-bin/search/detail.cgi?c=ISBN978-4-589-03701-5&q=search&genre&author&bookname&keyword=%90%B4%90%85%91%8F&y1&m1&y2&m2&base=search

    基調講演:清水 聡(明治大学 政治経済学部 兼任講師)

        コメンテータ:芝崎祐典(早稲田大学 文学学術院 非常勤講師)
        コメンテータ:野添雅義(高山自動車短期大学 自動車工学科 教授)



16:30~19:15 第 II 部 合評会 金 伯柱(著)『朝鮮半島冷戦と国際政治力学 ―対立からデタントへの道のり―明石書店、2015年:http://www.akashi.co.jp/book/b209934.html

    基調講演:金 伯柱(東京大学 大学院総合文化研究科 学術研究員

        コメンテータ:吉澤文寿(新潟国際情報大学 国際学部 教授)
        コメンテータ:李 東俊(北九州市立大学 外国語学部 准教授)
ファシリテータ:長澤裕子(東京大学 グローバル地域研究機構 特任講師