2014年7月16日水曜日

第14回例会

(※ 終了しました)
【 日時 】 2014年8月23日() 14:00~18:30
【 会場 】 東京大学駒場 I キャンパス 14号館 307号室

【 プログラム 】
14:00~15:30 講演:永田伸吾(金沢大学 大学院人間社会環境研究科 客員研究員)

米国・ASEAN関係の制度化 ―新冷戦と米国のアジア太平洋戦略―
The Institutionalization of the U.S.-ASEAN Relations: the New Cold War and the U.S. Strategy in the Asia-Pacific

 本報告は、米国・ASEAN対話の開始(1977年)や、米国を含む形でのASEAN拡大外相会議の開催(1979年)など、70年代末期より始まった米国・ASEAN関係の制度化に注目し、米国の対ソ封じ込め政策への回帰と新冷戦の幕開けにおけるその位置づけを検討する。
 70年代末期、ソ連海軍の太平洋におけるプレゼンス増大に直面した当時のカーター政権は、米国が「太平洋国家」であることを再認識し、海空軍力の増強などアジア太平洋戦略の再構築に努めた。この戦略再構築の過程で、米中国交正常化(事実上の米中協商)や在韓米軍撤退政策の見直し、そして在比米軍基地協定改定交渉の妥結などの2国間同盟・パートナー関係も強化・維持された。同時に、インドシナ情勢を契機にASEANを巡る多国間協議制度が米国のアジア太平洋戦略の中で重要な役割を果たした。これらの現象の検討を通し、冷戦後に形成されたアジア太平洋地域における多層的な安全保障の枠組みについて、冷戦期からの連続性で考察する際の視座を提供する。



15:40~17:00 文献紹介 I(担当:松嵜英也 / 上智大学 大学院グローバル・スタディーズ研究科)
Vojtech Mastny (2010), "Soviet foreign policy 1953-1962", in Leffler, M.P. & O.A. Westad (ed.), The Cambridge History of the Cold War, Vol.I, Cambridge University Press, pp.312-333.


17:10~18:30 文献紹介 II(担当:石垣 勝 / 東京大学 大学院総合文化研究科)
百瀬宏・植田隆子(編)『欧州安全保障協力会議(CSCE) 1975-92』日本国際問題研究所、1992年



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